前回のギャラリーレポートで登場したアイノ・アアルトと
夫のアルヴァ・アアルトのホロスコープを観てみたいと思います！
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まずは、夫妻の経歴についてサックリとご紹介。
1923年に、まだ無名だったアルヴァの建築デザイン事務所にアイノが入所し、
まもなく結婚。公私に渡るパートナーとして事務所の運営、
のちに設立されるアルテック社の経営にたずさわります。
代表作は、パイミオ サナトリウム、アアルトハウス 自邸+事務所、
ヴィープリ図書館等多数。インテリア、プロダクトデザインの分野でも
現在にまで残る多くの名作を残しています。
（北欧ぶらぶら旅行記様より）、ヴィープリ図書館（北欧デザイン協会より）
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さて、チャートの方に移りますね。
二人とも出生時間が不明なので12：00生まれとして見てみます。
では、夫アルヴァから…
アルヴァ・アアルト（1898年2月3日生まれ、フィンランド クオルタネ出身）
パッと目を引くのは水瓶太陽金星合を含む風のグランド・トライン。
天秤木星、双子海王星冥王星合。時代の空気を大きく取り込んで
活躍の場が果てしなく広がっていったことが分かります。
また、射手土星天王星合と双子海王星冥王星がオポジションで、
風のグラトラとカイトを形成しています。
以前紹介したキュリー夫人と同じで、カイトの頂点に冥王星閣下が
鎮座する配置。
キュリー夫人もそうですが、アルヴァの場合も動乱の時代に、
個人の成功に終わらない歴史に名を刻む活躍をしてきました。
冥王星が効いていると時代の寵児になりやすいのかもしれないですね。
さて仕事のやり方を表す水星は山羊座で火星合。さらに天秤木星とスクエア。
めちゃくちゃ仕事できそうだなぁ。
風サイン・グラトラが持つ時代の空気をキャッチする能力を、
社会が認める形として落とし込んでいたのはこの水星火星の功績ですね。
一方、私生活を表す月は蟹座にあります。
生まれ時間によってはノーアスの可能性もありますが、
12：00のチャートでは天秤木性とスクエア。
蟹らしく情の深い人だったらしく、家庭ではよき父（っていうか、子供の
言いなりだったとかｗｗ）である一方、世界各国に友人がいたのだそう。
風のグラトラの一角である木星が絡んでいるので、内向きにホッコリ
しているだけでは済まなかったろうな…。
公私ともに常に忙しくしていたのではないでしょうか。
アルヴァのチャートだけでえらく長くなってしまった…。
というわけで、主役であるはずの妻アイノのチャートは次回発表です！
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