2016年11月1日火曜日

・◆*◆ギャラリー・レポート AINO AALTO(アイノ・アールト) Architect and Designer―Alvar Aaltoと歩んだ25年―◆*◆・

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先月ですが、すっごく楽しみにしていた展覧会に行ってきたのでレポします。

東陽町にある竹中工務店東京本店に併設されているギャラリー・エークワッドにて、

「AINO AALTO(アイノ・アールト) Architect and Designer―Alvar Aaltoと歩んだ25年―」を観てきました。










アイノ・アアルトはフィンランド人の女性建築家でインテリアデザイナーです。

夫のアルヴァ・アアルトとともに、近現代デザインを代表する知る人ぞ知る存在ですね。


プロダクトデザインの代表作である「ボルゲブリック」シリーズは、

1936年のミラノ・トリエンナーレでゴールドメダルを受賞。

時代を超えて廃れることのないシンプルな機能美は、今でもイッタラショップを

はじめ、セレクトショップなどで手にすることができる、まさにエバーグリーン!

そんなアイノをフューチャーした作品集が7月に発売になり、

その発売をきっかけに開催となったのが本展。















▲こちらはその作品集

本展がすばらしいのは、可能な限り原寸大の展示を守っていること。

建築家の作品という性質上、どうしても全景写真がメインになりがちなところを、

内装に関しては、原寸大の写真とインテリアを配置して、

鑑賞者が、「実際にその場にいたらどんな感じになるか」、うまく想像させる

構成になっていました。

決して広いスペースではないのですが、アイノが手掛けた代表作を

コンパクトに鑑賞できる考えられた展示だと思いました。

こちらで会場の動画をみることができますよ! ⇒ 展示の模様(動画)



一通り鑑賞した後は、事前に申し込んでいたシンポジウムを聴講。

会場に入ると、参加者の皆様が、揃ってプロの建築家&デザイナーっぽい

人たちばかりで、「あれ?私、場違い??」とか思ってしまいましたがw

そんな建築シロートの自分にとっても、楽しく興味深い講演で、

フィンランド本国からもアルヴァ・アアルト美術館の館長や、

今回出版されたアイノの作品集の編集者が参加していて、

彼らの話を聞けたのもよかったですね。

さらにはアアルト夫妻の実の御孫さんも参加されて、


家族の思い出などを語ってくださいました。

本展のために初来日されたそうで、本当に貴重な機会でした!




話は脱線しますが、私、おそらく初めて同時通訳を生で見たのですが、すごかった…。

何がすごいって、日本人の解説者の方の「その表現、通訳しようがなくない?!」


みたいな、ある種のトンデモ解説を、同時通訳の方は、スルスルと

平坦な英語に置き換えていくんですよ。

「あの言葉は、そう訳すのかーーー!!」と、本筋と関係ないところで感動の嵐でしたww



次回は、アアルト夫妻のチャートを見てみたいと思います!

激動の時代に、北欧建築デザイン界を牽引した2人、どんなことが見えるか楽しみです!
















 
※画像はギャラリー エークワッド様、TOTO出版様、北欧総合情報サイト北欧区様よりお借りしました。


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