2015年11月5日木曜日

**★恋愛占いが当たらない件★**.・

私が西洋占星術の勉強を始めてから、約3年ほどたちました。

時には休んだりしながらも、なんだかんだと細々続いています。


3年もやってると、なぜ、一般に「星占い」というものが当たらないのかが、わかってきます。

「いや、けっこう当たるよ!」という方もいらっしゃるでしょう。

それにも理由があるし、当たらない理由もあるのです。

私はずーっと当たってない派だったので、このことがわかり始めたときには、

かなり感動しました!

このあたりのサイトから無料でホロスコープが作れるので、

ぜひ、ご自身の天体の配置を確認してみてください! →

誰のホロスコープにも12サイン(星座)と12のハウス(ホロスコープを12分割した区切り)、

10の天体が存在します。

その中で、パーソナルな意識を表すのが月、水星、金星の3つ。

太陽が入って4つとする場合もあります。


は、無意識の自分。生まれ持った性質。自分になじんだ習慣。オートマチックな反応。

私生活。母親。男性にとっては自分の妻…などを意味します。

水星は、基本的な仕事スキル。コミュニケーションの仕方…など。

金星は、楽しい・嬉しいと思うようなこと全般。恋愛、趣味、それから金運なども含まれます。

★ちなみに、一般的な星占いで基本になっている太陽が意味するところは、

人生の目標、社会での表の顔、女性にとっては自分の夫、などです。

ピンと来た方もいらっしゃるかもしれませんが、

太陽のみで本当の性格や恋愛傾向を探るというのは、実は無理があります。


私、やまもと を例としてご説明しますね。

☆**.・
は山羊座にあるので、生まれながらに社会のルールを無意識のうちに感じ取ります

自分の欲求より周囲の安定を第一に考える傾向があります。


水星は牡牛座。物事の処理スピードは遅い方。学び方は、感を使って体得するような感じ。

非常にマイペースで、話し方もおっとりしている。


金星は牡羊座。恋愛も趣味もインスピレーション命

ピンときたものをキャッチするので、スピード感がある。

お金の使い方は割と豪快。使う/使わないの価値観が独特。
☆**.・

どうでしょう?

1人の中にこんなに違う性質が存在しているのです!

私に限らず、共通点がなさそうな性質が混在している方も少なくありません。

それでもまだ4天体ですから、残り6天体分の性質もあるわけです。

星占いが当たる、という方は、まずパーソナルな天体同士が同じサイン(星座)にあるか、
 
もしくは要素が似ているサインにあるのではないでしょうか?

この辺はまだ検証中…。

また、それぞれの天体の性質がそのまま素直にでる場合もあれば、そうでない場合もあります。

天体が在住するハウスや天体同士が作る角度(アスペクト)によって、様々に影響しあうのです。

まず、やまもとの(山羊)と金星(牡羊)の関係性が、

恋愛の場でどんな出方をするのか見てみましょう。

金星牡羊は、インスピレーション頼り。

んの前触れもなく、突然恋愛モードになったりする。

当然、安定性は皆無ですが、スリルやおもしろさがあってこその恋愛

なければ、そもそも火が付かないでしょう。

ところが、素の自分を表す月山羊は、安定第一。

堅実な関係、安心感がないと気持ちのバランスが取りづらくなる。


力関係としては、月<金星なので、私の月ちゃんは、しばしば金星姉さんに

振り回されて疲弊しがち。

逆に金星姉さんも、月山羊ちゃんに足を引っ張られるという格好になり、

不完全燃焼感が否めません。


まとめると、

①金星姉さん主導で、突然恋愛スタートw

②金星姉さん大興奮&大暴走(?)

③すぐに月ちゃんが批難モードに。

④金星&月の葛藤でぐるぐる期突入。

⑤月ちゃんに主導権が移り、恋愛終了。


牡羊と山羊を要素で比較してみると、

        牡羊     山羊
---------------------------------------     
2分類    男性     女性
---------------------------------------
3区分   活動宮    活動宮
---------------------------------------
4元素           


共通項は3区分のみ。

同じ活動宮ではありますが、どういったことで活動宮らしさを発揮するかは全く違います。

牡羊は<個人の活動において能動的

山羊は<社会的な環境において能動的

つまり、個人が飛び出しすぎると現実社会から浮き、
 
社会性を強調しすぎると、個人の主張が埋もれる、という葛藤が生まれるんですね。


お気づきかもしれませんが、これってすでに恋愛事だけの話ではありません

12ハウスやトランジット天体(実際に今現在運行中の天体)の状況などもひっくるめて読むと、

月と金星が象徴する事象について、より多くの情報を読み取ることができます。


やまもと のように、パーソナルな天体が、葛藤を抱えた配置だと、

日常的にバタバタしがちではあります。

「それじゃ、ずっとその葛藤を抱えて生きていかないといけないのー?」と思ってしまいますよね。

天体の配置は変えられませんけど、うまいこと使いこなすことは十分にできます!

そのコツについては、また別の機会に…m(_ _)m






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